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新たな一歩

RINRONも、二人とも大切な私の子です。
それぞれに良さがあります。

RINは時々、
「ママはRONくんの味方ばかりする。」
と言います。
姉弟げんかをしている時、両方に対して言っているつもりなのですが、
どうやらそう聞こえないようです。

女性同士、ということもあるかもしれません。
私は、時折り、RINの中に私を見てしまいます。

夫も、RONの中に自分を見ていることがあるように感じます。

自分と似たところがあるからこそ、よくわかるところもありますが、
それ故に客観性を欠き、必要以上に言いすぎてしまうのかもしれません。


RINは、幼い頃から、周囲をよく観察した上で行動できるという長所がありました。
それは、友だちのみならず、弟に対してもそうでした。
1年生の頃、RONがふざけてRINの上に乗っかって芝生の上に倒された時、
強くふり払ったり、強く言ったりしませんでした。
近くにいた同級生のお母さんが驚いて、
RINちゃんて優しいのね~。うちだったらケンカになってるわよ。」
と言いました。

その時のことを「どうして?」と聞いたところ、
「だって、強く言ったら余計にやりたがるでしょ。」とRIN
常に、状況を読んで行動しているようです。

私自身は、周囲を伺って自分の出方を決めていました。
RINのように冷静に状況判断していたのではなく、
周りに合わせて自分は我慢してしまうことが多かった子ども時代でした。

RINは、私にも冷静でした。
私が声を荒げて強く言い過ぎてしまった時も、何も言い返しませんでした。
私としては、こんな時こそ泣きわめいてくれたっていいのに、と感じることさえありました。

そのRINが、病気をきっかけに変化してきました。
私と一緒に居たがることが増えたり、
RONくんばっかり・・・」と不平を言い始めました。
今まで、あまりによくできた姉だったRIN
弟に対しても、母のような目で接していました。
そんなRINに、私は知らず知らず甘えていたところがあったようです。

もっとRINの心の奥底の声に耳を傾けなければならないのです。



それは、RONに対しても同様でした。
7月下旬の三者懇談で、それを突きつけられました。

「4月、5月はとてもやる気があり、テストでも良い点数でした。
 でも、7月は記号問題さえ書こうとしていませんでした。」
と、空欄の目立つテスト用紙を差し出す先生。
そこは、私と一緒に勉強した時、確かに理解していたので安心していた単元でした。
いつもなら、ぎっしり書いていたRON
その答案は、始めの方だけ書かれていて、途中からは書いた後さえありませんでした。

私は、RINが病気にかかったこと、
その頃は家がある元の県にRINが戻りたがっていたこと、
しかしRONは今の小学校を卒業したがっていた為、
もしそうなった場合、父親とここに居たい、と言っていたことを話しました。

私は、RONに「ごめんね」と言いました。
「ママが居なくてもやっていけるの?」と聞いたとき、
「うん」と答えたRON
でも心の中は、不安でいっぱいだったのでしょう。



私は、RINに対しても、RONに対しても、
もっとしっかり向き合おうと決心しました。
それは、子どもの良さに甘えることでもなく、
子どもの要求ばかりをのんで甘やかすことでもありません。

見えない心の内をしっかり見てあげること。
それは、本人にもわからない時もあるのでしょう。
だからこそ、わからない心の奥底の探求に、
しっかりとつき合うことが大切なのだと感じています。
先を急がせるのではなく、
しかし先に行く勇気が持てるように。



7月30日(日)。
社会に興味が持てずにいるRONに、やっと良い教材を探してきました。
「都道府県かるた」(永岡書店)です。
株式会社地理情報開発がそれぞれの県の地図を製作しているので、
単に県の形なのではなく、山の起伏がよくわかる地形が描かれています。
読み札は各県の特徴がよく表されています。
カルタとしてだけではなく、読み札の裏にはそれぞれの県の比較もしやすくまとめられています。

早速2回やりましたが、RONはすぐに県の形を覚えてしまいました。


7月31日(月)。
RINは中学で社会の個別指導を受けてきました。
先生には、お忙しい中30分貴重なお時間をいただきました。
どの科目の先生方も、いつでも歓迎してくださっています。
職員室近くで勉強するRINの姿を見て、
ようやくここの生徒ととして生きる決意ができたように感じました。
制服姿がよく馴染んでいました。


今日から8月。
今年も後5ヶ月です。
一日一日を大切にして過ごしていこうと思います。
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良い時期

春から、新しい仕事を週1回1時間だけ始めていました。

その他にも、日中できる仕事の研修を進めていましたが、
RINの病気発症により断念。
でもどこかしら、「この仕事は私の考えとは根本が違っている」と気づいていた為、
これ以上進むのはよくない、という警告だったと感じました。

RINの中学や病院への送迎をし、
週に1度だけ少し仕事をする、というのは、
家庭生活にも支障なくできました。


7月から通院も2週間に1度と間隔が空き、
さらに夏休みに入ることから、
「仕事を増やしたい」と考えていました。

すると、登録会社からポツポツ連絡が入り、
さらに高時給のお仕事までいただけました♪
今までの実績が評価されたようです。

いただいたお仕事に誠意を持って取り組んでいれば、
必ず道は開けるのだと実感しました。


RINとは、なかなか予約がとれない県外の病院へ行きました。
「もっと早く受診できればよかったな。」
RIN
そう感じるほど、「患者さんを治したい!」という熱意にあふれた先生でした。

RINとは、それ以来、
自宅で教えていただいたリハビリに取り組んでいます。

確かに、もっと早く出会いたかった、という思いもあります。
しかし、胃炎が強かった時には、県外に出向くことも、リハビリもできなかったと思います。


何事にも、良い時期というのがあるのでしょう。
そして、その時その時を真剣に生きていれば、
そのチャンスがつかまえられるのだと感じています。

自分にとって、家族一人ひとりにとって
「幸せ」とは何なのか。
世間や皆と同じという価値観に振り回されず、
その「幸せ」をつかんでいようと思います。

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夏休みで心機一転♪

今日はRINの中学の終業式。
ロッカーにあったたっくさんの荷物、それに夏休みの宿題を持ち帰ってきました。

病気の為、欠席、遅刻、早退の多かった1学期。
その病気も、やや良くなったものの、
まだ症状が残っており、日常生活に支障を来しています。

一時は心身共に復学困難かと思えたRIN
しかし、具合が悪くてもできるだけ保健室登校をし、
保健室の先生や担任の先生とお話ししてきました。
学校との距離を縮めないように、
また、学校への嫌なイメージだけが増幅してしまわないようにと、
親子で通学してきました。
こうして、何とか1学期を乗り越えました。

今日の終業式も、式はお休みし、
学活の時間に登校。
終わった頃に迎えに行くと、
割と明るい表情のRIN

「夏休みでも先生は毎日来てるから、いつでも行っていいんだって。
 宿題を教えてもらうこともできるし、雑談しに行ってもいいんだって。」
と、夏休みに学校に行くことを楽しみにしている様子。

周りの学友との勉強の差に悩んでいましたが、
夏休みになったことで、新たに希望が出てきたようです。
いつでも親身になってくださる先生方がいらっしゃることで、
勉強したい、という思いも湧いてきたようです。

「私立中に行った友だちのところで、宿題やってくる。」
と、RIN
「めまいは大丈夫なの?」
「うん。できそうなところをやってくる。」

今までは、めまいの為に文字を読むこと自体が苦痛でした。
ものを考えることすら、気持ちが悪くなる、と嫌がっていました。

「夏休みは、友だちとプールに行きたい。」
と昨夜は言い出したRIN
「めまいも胃炎もあって、その上脱水症状もある人が、プールなんてダメ。 水は地上と違って危険なんだよ。」
と反対した私。
「行きたいなら、病気を治して、1学期の英単語を覚えてから行って。」
と、注文もつけました。
「私だって、遊びたいよ・・・・・・。」
涙声のRIN

RINの思いもわかる。
今までずっと遊ぶ事も、自由になにかをする事もできずにいました。
でも、水の中というのは危険です。

強く言いましたが、
「プールに行きたい」という思いが原動力になって、
病気に打ち勝ってほしいというのが本心です。
できるところから勉強にも取り組んでほしい、という思いもありました。

とにもかくにも、
この夏休み、明るく幕開けできたようです^^
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のんびりな3連休

「木のにおいがする~♪」
RONが顔を上向きにして、うれしそうにつぶやきます。
重い木の玄関ドアを開けると、体いっぱいにひろがる木の香り。
あ~、うちに帰ってきた~、と感じます。


RONは、親友と遊びまくりました。
レゴやロボット、マインクラフト(建築物のゲーム)が好きで、性格はおっとり。
早生まれ。
と、何から何まで似ているRONとお友だち。
お友だちと、初めて市のプールにも行ってきました。

このお友だちとは、小1の一年間だけ過ごし、RONは転校したのですが、
とにかく仲がいいです。

親友がいるけれど、小学校は現在の小学校で卒業したいと言うRON
いろいろな決まりごとの違いで苦労するのは、もうこりごりだとか。

RINと私は自宅でのんびり。
RINは、色画用紙を細長く切って作る小さなお星様にはまってます。
私も教わって一緒に作りましたが、ちょっとした力の入れ具合で出来具合が変わってしまいます。

住宅街ですが、緑が多く、ゆったりとした街並みです。

夜は和室にお布団を敷いて、川の字で眠りました。
「目をつぶってても、天井が高いのがわかるね~。」
と、RIN
(賃貸は天井も低いし、タンスなどがすぐそばにあってキュウキュウなんです。
そんな圧迫感のある賃貸を変身させようと、先週は模様替えにはまった私でした^^)


考えなきゃいけないことからも、
しばし解放~。

のんびりな3連休でした^^
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ゆったりゆったり

7月に入り、焦りを感じていた私。

病虚弱特別支援学校は、RINの病気の程度では入れないことがわかった。

文科省は教育の機会均等という立場から、
病虚弱児特別支援学校でインターネット授業も取り入れるようにと明言してはいるが、
これも入院児対象のようだ。

自宅療養児だって大変なのに!
・・・・・・とも思った。
理不尽さを感じつつも、予算的に無理なのだろうとも思った。

就学義務猶予免除者の中卒認定試験があることも知った。


RINは、期末テストも受けられなかったことから、
今の学校でやっていく自信を失っていた。
現在住んでいる(転勤により引っ越して住んでいる)場所ではなく、
元の自宅に戻りたい、と言い出していた。

現在の中学にこれ以上いても難しいのかもしれない。
でも、RONはこの地で小学校を卒業したいと言っている。
別居という考えもあるのかもしれない。

雑多な考えは、鍋の中でぐつぐつ煮えたぎっていた。



7月下旬、リハビリを中心としためまいを治療する病院に行ってみる運びとなり、
遠いので、前日に病院近くに一泊することにした。
通院目的ではあるけれど、
現住所でもない、自宅がある場所でもないところで過ごす一泊二日の旅。
一日のほとんどを今の借り住まいで過ごすRINと私にとって、
ちょっとわくわくすることだ^^


ピロリ菌治療中は、今まで以上に具合が悪くなっていたけれど、
数日経つと、ご飯が食べられるようになった。
(それまでは、胃炎症状によりシマダヤの流水麺しか食べられなかった。)
食べたくないと言っていた魚も食べられるようになった。

胃痛はかなりとれたとのこと。
ただ、気持ちの悪さは相変わらず続いている。
めまいもとれない。

1週間以上欠席していた学校へも
保健室登校できるようになり、
1時間だけ授業も受けられた。

保健室で、保健の先生や担任の先生と話をする。
他愛無い話に、ふっと緊張が解きほぐされる。

無理せず、
今はこのペースで、この学校に居ることもいい。
教科書に書いていない貴重な勉強を、RINも私もしているのだから。






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プロフィール

はあと・ちゃくら

Author:はあと・ちゃくら
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RIN・・・中1の娘
RON・・・小5の息子
私・・・心と身体に良いものに興味があります。アートセラピスト、ドリームセラピストでもあります。

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